ばんだい社長のこだわり
食に対して真摯な姿勢を貫き、
安全で美味しいお弁当を
創業以来、味と安心をひたむきに追求し続け、48年。食を扱うすべての企業がそうであるように、
私どもも食材選びから調理環境に至るまでを徹底管理し、「安全なお弁当」の提供に努めています。
例えば、野菜は露地栽培ものを生産者から直接仕入れています。
見た目こそ不揃いですが、有機に近い育ち方をしていますから、味わい、品質ともに間違いがありません。
米、魚、肉についても、なるべく近郊から仕入れ、地産地消を心がけております。
「安全なお弁当」づくりには、当たり前のことを地道にやり続けることも不可欠です。
社員全員、調理前には体調と身だしなみをチェック。調理中は、食材以外のものに触れるたび、新たなビニール手袋に取り替えています。業務終了後は清掃を行い、常にクリーンな厨房を維持しています。
それでも安全に「絶対」はありません。
私どもは調理工程に最新技術であるブラストチラー※並びに真空冷却機※を取り入れ、さらなる安全性の向上に努めています。このひと手間をかけることで、食品の安全を守ります。
前述したものは、いずれも食品加工を生業とするものには当たり前の作業です。しかし、こうした日々の積み重ねによって、創業から一度も食品事故を起こすことなく今まで続けてこられたのだと自負しております。
長らくお取り引きいただいているお客様の中には、朝昼晩とご注文いただくケースもあります。そのような場合もお客様の舌を飽きさせず、食を楽しんでいただけるよう、献立づくりに力が入ります。
名古屋場所のたびにご注文いただく相撲部屋の親方には、健康に配慮して薄味仕立てにしています。そんな風に、ご注文をいただいたお客様の顔を想像しながら、日々お弁当を作っております。
「お弁当は日本独自の文化。冷めても美味しく食べていただくためには、味はもちろん、口にして安心・安全であることが大前提です。これからも、食に対する真摯な姿勢を変えることなく、「安全なお弁当」をみなさまのもとへお届けいたします。
※ブラストチラーについて
※ブラストチリングに特化した急速冷却機で細菌繁殖の危険性が高い10~65℃の温度帯を素早く-18℃まで急速フリージングできる機械です。食品内の水分が凍結する0~5℃の温度帯を一気に通過させ氷結晶の肥大化を防ぎ食品を傷める事なく凍結できます。食品の安全性や風味を保ちます。
※真空冷却機について
※真空冷却機とは、十分に加熱調理した食品を減圧し食品内部に含まれる水分を蒸発させ、その気化熱で食品を冷却させるもの。
■「お米」へのこだわり
華やかな受賞歴より、
その栽培法で選んだ「龍の瞳」
「龍の瞳」は、2007年に岐阜県産地品種銘柄に認定された新しいお米で
す。そのルーツは、生産者である「龍の瞳」社長・今井隆さんが下呂市の棚田で2000年に発見した水稲品種「いのちの壱」にありました。